自分にとっての幸せとは?を考えた本・「これだけで、幸せ」

小川糸さんの「これだけで、幸せ」を読みました。
一気に読んでしまった本。

小説家である糸さんの暮らしで大切にしていることが散りばめられていました。
印象的だったのは、自分のリズムを大切にしていること。

仕事でひとに会う予定は週に1回だけ、金曜日の午後のみ。
月曜から金曜の午前中までは執筆の時間にする!

と決めているそうです。

とっても素敵だと思いました。

私が最近、体験したことです。

時間があいていたら、そこに予定を入れていく
ということをして
(不思議と予定が入ってくるんです^^;)

気付いたら予定がいっぱいになってしまい
さらにあれ?1週間休みなく仕事をしてる!
という状態になってしまったことがあり
その翌週は体が回復するまで
何もしたくないと思う時間が長かった

ということがありました。

そんなことがあったので、このスタイルに惹かれたんだと思います。

その他にも食器のこだわりも「軽いもの」と書かれていたのですが
それも深く共感しました!

可愛いけど、重い食器は日常使いできないな

と感じていたからです。

自分が思っていたことが文字になっていると親しみがわきますね。
そして、不思議と嬉しくなります。

小説家だからこそ、長く書き続けるための時間管理も参考になりました。

朝は日の出とともに起きて、お湯をわかしてお茶を淹れて、午前中の時間を仕事に費やす
お昼ご飯を食べたあとの午後は、自分時間。ゆっくり本を読んだり、買い物、料理・・・流れ。
日が傾いたら銭湯へ。そこでリセット。

仕事だけじゃなく、自分の時間も確保して、お料理もして、バランスの良さを感じました。

と感じたということは、私ってアンバランスと思っているんだな。
感想を書きながら自分にも気付けました。

仕事ばっかりではなく、本を読んだり、料理をしたり、自分のこともバランスよく
1日の時間割、改めて考えていきたいです。

改めて自分を知ることの大切さ、私ももっと細かくみていこうと思えた本でした。

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